会社から給与の減額の申し入れがあった。
長引く不況で、会社が利益を減らしていることも知っていたし、下手に突っぱねてリストラ対象に入れられてしまっては損だと考え、しぶしぶ承諾した。
ボーナスはすでにスズメの涙ほどに減っていたし、月々の給与も10%ほど下がった結果、日々の生活に影響が出始めた。
景気の良かった時代にボーナスをあてにして購入したマンションの返済日は、毎月容赦なくやってくる。
子どもも習い事を2つやっているが、父親の収入減が原因でやめさせるのもしのびない。
そうこうしていくうちに、月々の月謝にも事欠くようになっていた。
最初は、今月の月謝の穴埋めのために、借り入れた。
緊張して店舗に出向いたが、丁寧な対応に心が落ち着く。
割と簡単に借りれるものなんだなと思った。
やがて、借金は常習化していき、返済額も把握しないままに、借り入れと返済を繰り返した。
すでに借入先は複数の会社にまたがっていた。
これでは、いけないと気が付いたのは、借金を断られてから。
すでに、借金は返済不能な額にまで膨れ上がっていた。
競売にかけられる家を前に、呆然と立ち尽くすしかなかった。
これから、引越し先を見つけなければならないし、家はなくなっても借金自体がなくなったわけではない。
途方にくれていた私の目にとまったのは、「司法書士法律事務所」のポスターだった。
ここからそう遠くない、大阪市内の住所だった。
あれから1年。
あのとき駆け込んだ、司法書士事務所の司法書士の先生のご尽力によって、事態は劇的に改善した。
あの競売にかけられた家は元にはもどらないが、返済不能に陥っていた借金を任意整理を大阪市でして頂いたのだ。
借金まみれの生活を脱却し、ようやく家族が落ち着いて生活できるようになった。
もしも、私と同じような境遇の人がいれば、ぜひ探してほしい。
司法書士事務所は、大阪市内に多く存在しているのだから。
